2011年10月12日

TCGとLCGとD-0妄想

 なんとはなしのカードゲーム的な話。

 自分はアメリカのゲームメーカーのFFGことFantasy Flight Gamesのファンでして、ここの出すゲームは常にチェックを欠かしたことが無いのです。Cosmic Encounterの現在の発売元ってだけで、自分的にはかなりアリ :D Cosmic Conflictの日本語版まだー>アークライト様

 で、そこが出してるカードゲームの中に、Warhammer: InvasionThe Lord of the Ring: Card Gameといったシリーズがありまして。どういうゲームかというと、いわゆるTCGと同様にデッキをくんで戦うのですが、カードはランダムパックによる販売ではなく、中身固定のセットによる販売形式をとっております。FFGではこれに「Living Card Game」という名称をつけております。日本では一時期FFGの「クトゥルフの呼び声LCG」を日本語化して売っておりましたし、ゲーオタ的には実は東方LCGのVisionなんかが有名かと存ずるわけです。

 TCGとLCGのプラスマイナスをつらつらおもん見るに:

 TCG
  ・パックを開ける時のわくわくと、レアがヒットした時の高揚感がある。
  ・トレードの楽しみがある。
  ・リミテッドで遊べる。
  ・必要なカードが揃わないと不本意なデッキになる。
  ・シングルに手を出すとお金がどんどん飛んでいく。
  ・エキスパンションごとに環境が大きく変わる。
  ・企業的に当たれば大きい。

 LCG
  ・必要なカードは常に揃うし必要な出費も限定される。
  ・箱一つ買えば遊べる。
  ・エキスパンションでカードの種類数が大きく増えないので、環境が動きづらい。
  ・リミテッドで遊ぶのには無理がある。
  ・企業的初期投資は少なくてすむが当たってもたかが知れてる。

 で、なんでこんなことを書いているかというと、実はこの形式、ディメンション・ゼロにぴったりなのでは無いかと思ったりしたわけで。

 D-0は自分も大好きなゲームなのですが、しばしば「デキが良すぎて売れなかったゲーム」に取り上げるとおり、今では新カードも出ず、イベントも規模がすっかり縮小されて久しくなっております。初心者は上級者に基本勝てないゲームなので、入門者が途絶えちゃったのがその原因の一角だと自分は分析しております。入門者にパックの購入の負担を強いるのが厳しめなのです。で、何とかこれを復活する方法は無いかと考えた訳なのですよ。

 販売形態はこんな感じになるかと思われます。

 スターターセット:エンドブレイカーSCGと同様のストレージに、各色30枚(10種×3枚)ずつ、合計150枚のカード+プレイマット+ルールブック入り。40枚にしないのは初期投資の節約兼デッキを組む楽しみへ誘導するため。各色のカードは、入門用としてそれだけで単色デッキとして遊べる構成になっている。値段としては2.5K〜3Kぐらい。カードのうち7割程度は既存カードの採録(旧カードの使用可能)で、残りが新録。このへんはマジック基本セットのアイデアのパクり。

 エキスパンションセット:各色4種類×3枚×5色の60枚入り小箱。2〜3ヶ月に1個ぐらいが理想。値段は1Kぐらい?

 LCGだと、当面遊ぶだけならスターターだけで十分ですし、出費も上限が決まってるので参入も易しい。大会サポートがあれば(ここは強調:LCGもTCG同様、大会が無いとぽしゃります。クトゥルフLCGはそこを怠って売れなかった)、ゲーマーの興味を引くように思うのです。真剣に考えるのが好きなゲーマーにとっては、D-0は十分受ける要因があるように思うのですがねぇ。

 どんなもんでしょうかね? :|
posted by みらこー at 01:51| Comment(5) | TrackBack(0) | Dimension Zero
この記事へのコメント
確かにそれは一つの考え方かもしれないですねー。

とはいえ、D-0ってのシングルってそんなに高くなかったような気がするから(どちらかというとシングルが出回らなかったような。。。)「シングルに手を出すと高くなる」って以外に、「シングルを集める手間が減る」ってのがメリットなのかしら。と考えたり。
Posted by 海@17 at 2011年10月12日 06:58
D-0に関しては割と初期からLCG(的販売方法)論者です。
当時はそのことを話した関係者全員に全否定されてしまってたのですけど、環境がだいぶ変わったので可能性はあると思います。

個人的にはエキスパンションは枚数多くてもいいかなと。消化不良で終わってしまった既存キーワード能力の大半はエキスパンションの小ささに原因があったようにも思えるので。
Posted by K@ゼロジゲン at 2011年10月12日 11:22
メーカーネット販売オンリーとして、
事前予約数が一定数を超えた場合のみ
半年後に発売とか出来ないかな・・・
Posted by ゆうきぽん at 2011年10月12日 12:33
>海どん
今のD-0は、シングルどころかカード自体手に入らんですからね :| シングルの手間が無いと言うことは、通常のゲームショップにも置けるのがメリットという説も。というか通常のショップに置かないとLCGとしてのメリットは無いかも。

>K殿
企業的観点から言えば、さすがに最初からLCGって可能性はゼロなのです。TCGは当たれば大きいですから、最初から上を狙うのは当然なので。現状とは違うってことですな :|

>ゆうきぽん殿
いや、それではまったく意味が無い。一般ショップに置くことによって手を出しやすくして人を引き込むのが目的なのに、マニア向け限定にしてどうすんの、みたいな :(
Posted by みらこー本人 at 2011年10月13日 01:34
TCGはゲームとして面白いだけじゃ駄目なんだということをいろんなサイトやスレで目にしますね。
ゲームとしての面白さ以外にも、キャラクターの魅力、カードコレクションの楽しさ、漫画アニメとのタイアップの上手さ、雑誌やサイト内での特集の組み方、コンボやギミックの派手さや奇抜さ、ネット掲示板での盛り上がり方、参入のしやすさなど、普通のゲームにはないいろいろな側面があって、それらが総合的に優れたTCGが売れていく。
今考えると、至極当たり前のことなんですが。

D0は多くのプレイヤーにそういうことを気付かせた反面教師のようなゲームだったと思います。
Posted by at 2011年11月12日 18:01
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